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聞き手:第50青経塾 塾長 森岡 裕雅
遠山塾主 心のページ インタビュー
聞き手:
お話 遠山塾主
質問:森岡塾長
「仕事の側面 人間の側面」についてお聞かせください。
お答え:遠山塾主
私は、今まで数多くの講演を依頼されてきました。それは、他の人にはできない講演ができたからです。その理由は2つあります。ひとつは、経営理念について講演できた事です。
私が31歳の時、会社がどうあるべきか、何の為に仕事をするのかを迷いました。その時、部下を連れてお寺を借り、3,4ヶ月かけて、理念には社会性・科学性・人間性が必要である事を見出しました。
もうひとつの理由は、仕事の側面 人間の側面について講演できた事です。

経営者の仕事とは何かと考える時、仕事の側面 人間の側面から考える必要があります。言い方を変えれば、社外に対してと社内に対して考える必要があるという事です。
仕事の側面とは、社会に対し高い価値の物を安価に供給する事です。価値の無い物を売っても誰も買いません。高い価値の物を安く売ることが出来れば、社会全体から必要とされます。その為には、維持管理と構造改革が必要です。維持管理は、同じ事を当たり前にやり続ける事です。構造改革は、今まで行ってきた事を否定する事から発展を試みる事です。事務をしている人にも構造改革に参加してもらう必要があります。維持管理をしているだけでは衰退してしまうからです。しかし、経営者は他の人とは、構造改革に対し、心構えとかける時間を変えないといけません。つらいものですが、自分が先頭を走り続け、風を作ってゆく必要があります。挑戦しないといけません。そして、構造改革を進めるためには、失敗を奨励する会社にならないといけません。7割の失敗、3割の成功で十分です。多くの経営者は、構造改革は、コストダウンであると考えるようですが、コストダウンには限界がありますし、コストダウンが進むという事は、価値が無くなってきているという面もあります。ですから、構造改革は、本質的な画期的な改革であるべきです。

人間の側面とは、働き甲斐のある職場を作り、皆が能力を高めあえる環境を作るという事です。本来、職場は人間の能力を一番高める場所なのです。学校と言っても良いかもしれません。その為には、働く人がこの会社に入って良かった。一生この会社で全身全霊を尽くしたい。と感じてもらう会社にする必要があります。
これが、経営者の仕事なのです。

お答えを受けて
今回、インタビューさせて頂いた際に驚いた事は、塾主が仕事の側面 人間の側面についてレポート用紙20枚にもわたってまとめられていた事です。色々な時間・場所で書かれたそうで、綴じられたレポート用紙は何種類もありました。塾主のお話では、それでも今残っているのは3分の1で、3分の2は時代が変わったから捨ててしまったとの事。そこに経営者としての仕事に対する心構え、覚悟を感じさせていただきました。貴重なお話、本当にありがとうございました。
第50青経塾 塾長 森岡 裕雅
