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第三回 「よりよい環境作りを目指す!」
菊水化学工業株式会社様
社会に対する正義、家族に対する愛 ~社是のもとで
昨今、問題となったアスベスト。菊水化学工業のアスベストへの取り組みは、20年前にさかのぼる。企業が社会に対してしなければならないこと。塾是にあるものを体現されていた。
アスベストプロジェクト部長
長江 善彦様
20年前、アスベストによる人体への影響問題は、一度、問題視された。それ自体は、2~3年で終わってしまったが、健康・安全を第一に考えてきた菊水化学工業は、その後も、研究を続けていた。
そして、昨今のアスベスト問題である。
アスベストは「燃えない」「酸に強い」そして「劣化しない」とても安定した除去するには問題のある素材なのだ。菊水化学工業では無害化するのではなく“固めて落とす”方法を採用している。
一般家庭の主婦をも、不安に陥れるアスベスト問題に便乗して、未熟な業者が安価でアスベスト除去工事事業に参入しており、全国でも、その数は、2,000社を超える。
そんな中、菊水化学工業は、安全性を重視するため、安易な価格競争に走らない。
そして、安全に考慮した取り組みはそれだけではない。
企業として社会と協力会社を守る
菊水化学工業が開発した工法・材料を実際に扱う工事店も認定制度にしている。人の命に関わるものを扱うのである。“正しい使い方ができる工事店にしか販売しない”と企業姿勢を語る。
そして認定後も、より安全な工法を伝えるために、年4回の勉強会を開催しモラル・技術の維持を図っている。またそれだけではなく、認定店への抜き打ち検査することもしている。
“物を売るということを考えれば、売りっぱなしにしてしまうほうが楽であろう、利益率も高くなる”とも話す。
もともと、アスベスト問題に対しては、長年の実績がある。ここまで、安全にこだわる姿勢をつらぬく根底には何があるのだろうか。
アスベストプロジェクト 長江部長は言う。
「20年間、続けてこられたのは、すべて社是のおかげです。社会に対する正義、家族に対する愛を考えたら、自然にそうなりました。”安易に利益に走るなら、最初からやるな”との精神です」企業が持たねばならない基本の考えが込められていた。

